このブログについて

元々は2018年法科大学院入試情報を提供すべく、Twitterで情報を発信していたものを、この度広く情報発信するため、ブログを開設しました。

当初から先輩方や、素晴らしい先生方が司法試験情報や勉強法など有益な情報については豊富に発信されています。

その中でこのブログは、特に情報が古く、更新されていないロー入試関連の情報を発信していくことを目的としています(同様の内容はTwitterのbio欄をご参照ください)。

特に現在は黎明期と比べて入試制度も変更されました。
2019年度入試は適性試験も廃止され(今後は不明)
かつての過剰・乱立状態であったロースクールも、当初より評判の悪い大学院については廃止されるに至っています。

一方で、ロー入試情報についてはかつてより噂が先行しており(資料に基づいたデータではないこと)、未だに情報が錯綜しています。

入試情報も変更があったのに、ブログや予備校の受験案内でさえも、改訂されず誤った情報が配信され続けているケースもあります(例:慶應義塾法科大学院の書類審査の扱い)。

そのような情報について、正しいデータや公表資料に基づき訂正・発信するのが本ブログの目的です。
そして、私の友人である藤澤先生(分析のスペシャリスト)にも協力してもらい、ブログ記事を精査してもらうつもりです。

情報が少ない要因の1つとして、予備校などで情報が発信されていないということも挙げられます。
予備校にとっては予備試験を受験してくれたほうが開講講座が儲かりますし、
また「大は小を兼ねる」という言葉のように、予備試験対策をしてマスターすれば、自然とロー入試レベルの知識も修得できるという点もあります。

が、事実、出願時点(前年度1月時点)で大学生であった者が、『出願時に大学在学中であり、かつ予備試験に合格した』という統計データを分析すると、(東大でも卒業生入れても10%程度ですが)出願時に学部3年(合格時は学部4年生)も多いです。しかし
実際の合格者は出願時4年生(現在法科大学院生である人等)が殆んどで(詳細は私のTwitter内に載せた解析資料ご参照願います)
また学部4年時(出願時3年生)に予備試験に合格しても卒業してしまうと(4年次4月に就活もしていない人が大半であることから)学生としての身分を失い、無職という不安定な地位に置かれてしまいます。
そのため、学部4年生で合格しても、結局はローに進学する又は学部に留まる等の羽目になるのも事実です。

また今年もいましたが、予備試験に最終合格しても、東大ローなどの書類審査で落とされ、かつ他に出願していなかったことから、一時、路頭に迷ってしまった(ローに進学して司法試験を受験するという進路が未定となってしまった)方もいます。
 
せっかくの成果が出た傍らで、このように路頭に迷うこととなる悲劇を生まないためにも、情報を発信していきたいと思います。


なお、情報については恐らくTwitterのほうが早く発信できると思います。

単純明快な情報でしたらTwitterを(例えば、ローの入試情報など、120字程度で収まるものは、ここで公表しないと思います)。
詳細情報については、このブログで発信したいと考えております。
宜しければご参考ください。