法科大学院の留年率につき、文部科学省のデータを入手いたしましたので、進学の参考にしてください。
法科大学院の調査・報告に基づく自校修了率について、在学中の司法試験合格者数のデータは以下のとおりです。
一次資料につき、発信元は文部科学省となります。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houka/mext_01069.html
なお、上記のデータ法令に基づきロー側が、文部科学省に対して報告したものを、文部科学省がまとめたデータを、そのまま、又は一部見やすくまとめたものです。
Twitterのとおり、特に某ローの方から客観的なデータに対する反論がありましたが…(理由を秘匿するなどは一定程度はいるので、誤差の範囲内ならともかく)。
愛校心が強いのは非常に良いことですし、また自分のローをよく思われたいのも非常にわかりますが、
「在学生としてはもっと多くの人数が進級していると考える。実際の留年率はこのデータよりマシだ」
「(数人程度ならともかく)資料にある以上に在学中司法試験に合格しているはず。このデータはおかしい」
という反論は、むしろロー側の報告の信憑性を叩く結果となり、そのローにとって場合によっては問題となりかねませんので(∵法令に基づき、法科大学院が国に対し、精緻な調査をした上で報告する義務がある。そして、その報告データに基づき、文科省が作成・公開した資料に基づき本件データを引用・作成しているから)、
必ず
①自身の在籍年度がこのデータと同じ年度であるか
②管理者であるローによる主張やデータを覆すほどの、客観的な資料・根拠があるか、
きちんと確認するようにお願いします。