法科大学院入試対策講座(慶應・早稲田ステートメント対策編)発売のお知らせ+【6月16更新】解答のヒント

 BEXA担当者様への講義等プレゼンテーションの結果、無事最高評価を戴き、講座販売が確定しました。

 講座については、6月12日月曜を予定しております

 ※おかげ様で、無事販売開始となりました

(また販売開始早々に購入頂き、ありがとうございます)

 

bexa.jp

 

 講座に関する質問などございましたら、twitterのページにあります質問箱に投稿くださいませ。

 なお講座販売開始以後は、

上記ローについての質問は、BEXA講座受講生質問コーナーの回答のみとなる旨ご容赦ください

 

 直近の有益な回答を、最終ページに添付いたしましたので、

「講師は問題文の文言(日本語)を第一に読み解くことを重視していて、

講義でもわかりにくいところをこんな感じで説明しているんだな」

というイメージを浮かべて戴きますと幸いです

 

 

 

【講座趣旨および概要(全講座・ゼミ共通)】

講義は、

ステートメント作成を独自のものとする考え

法律の勉強とステートメント作成は異なるもの

法科大学院入試分析や司法試験受験指導歴のない指導者等が他の講座のついでに教える

という常識を覆し

 

法律論述式試験の書き方とリンクさせることで

時間を無駄にすることなく、一連で学ぶことをコンセプトとしています。

 

つまり、

ステメンを、別個独自のものとして指導することはしません。

 

これが、公務員や就活等のES作成講座と、当講座の差別化要素となります。

 

ステートメント作成を通じ

未修小論文(特に意見陳述型)、法律論述式試験に共通する「書き方」を同時に学び、将来ないし現在の法律勉強の理解力向上に繋がるようにしています。

 

また、特に「問いを正確に把握し、それに適切に答える」ことを指導することで

ステートメントだけでなく、小論文や法律論述式試験における一連の考え方を教示しています。

 

以下は各入試対策講座ごとの特長を案内しています。

詳細に説明しているので、慶應・早稲田講座につき気になる方のみどうぞ。

 

(なお講座発表に先立ち、両法科大学院側には著作権等必要な申請をし、正式に許諾・承認を得ております。それを承知のうえで以下お読み願います)

慶応義塾法科大学院対策編】について

慶応義塾法科大学院対策講座 スライド表紙一例

慶應義塾法科大学院対策講座の講義スライド(一例)

1.合格答案作成編について

慶應義塾法科大学院対策(ステートメント編)講義使用パワーポイント

講義では藤澤の講義に基づき、それを反映させて無事合格した、2023年度入試対策を受講し合格した方の合格者答案を用いています

必須回答項目:5名分(うち講義使用は4名)、任意回答項目:5名分(左記同様)、社会人回答項目:3名分)。

 

 講義の内容を忠実に再現した、論理的かつ説得力のある文章で、かつ問いに正確に答えられている、皆さんの参考となるステートメントをピックアップしています。

 講義内容に基づき、それを文章としてどのように具体的に表現するか、その参考になると思います。

 

 まず講義で答案構成用紙や書き方(参考)、考え方を教示しています。そのうえで、合格者答案を読み、その具体化をしてみましょう。どうすれば論理的・説得的に書けるか、そこを習得いただきます。そういう意味では、講義(特に説明過程)も重要です

 

 そして、見よう見真似で良いので、まずは一度答案構成をし、書いてみましょう。最終的に書く内容が全然異なることになっても全然OKです。

 まずは挑戦、チャレンジしてみましょう。これが非常に重要です。

 

 その辺のことについても、講義過程を案内しておりますので、参照ください

 

早稲田大学法科大学院対策について】

早稲田大学法科大学院対策講座の講義スライド(一例)

慶應義塾法科大学院対策で得た基礎知識や解答方法を基礎としたうえで

実際のパンフレット等を用いて(著作権法等の使用申請・許諾済)

早稲田大学法科大学院の強み等を分析し、

そのうえで課題分析・合格答案の分析を行っています

 

◆合格者ステートメントについて◆

早稲田対策の合格者答案については、昨年度入試では学費免除制度が事実上廃止(内部生は存続)されてしまったため、

2022年度入試~21年度入試のステートメント(学費全額免除~普通合格)を用いることで、おおよその評価や合格水準を分析しています。

合格者4名と、(講義動画では用いませんが)2023年度合格者1名のステートメントを教材として使用しています。

 

2.合格者等の属性について

(1)使用した合格者ステートメントについて(慶應編。早稲田編は上記)

 まず、実質競争倍率が2倍ギリギリの時期(2021年以前~2016年頃)や、旧課題のステメンは、現在の競争倍率や合格水準と離れるため、また(2)記載の理由から、用いていません。

 すなわち

 合格者答案は、法曹コースが導入され、昨年度の競争倍率3倍以上をクリアした最新年度(2023年度)の未修・既修合格者答案を用いています。

 

 もちろん、非法学部・法学部出身者、社会人経験者全て含まれています

 

 これにより、直近の合格者がどの程度であれば優秀答案として評価されるか・どのように書けば論理的かつ説得力のある文章として高評価を得られるか把握することが可能となるでしょう。

 

(2)上記理由について

 私の講座受講生等が調査・協力くださり、2021年度以前に合格しネットに散布されているステートメントを集めました。そのうえで、彼ら合格者による協力のもと、数名で採点をし、分析をしました。

 

 そのなかで、私や実務家、司法試験受験指導者)、合格者数名で全て採点

①問いを正確に把握し、それに答えられているか、

②法曹の卵として、論理的かつ説得力のある文章が作成されているか

その2点を採点項目とし、4名の平均でA以上の答案のみを用いるため、恣意なく分析・採点をしました。

 

 ですが、端的に申し上げると、結局2021年度入試合格以前の市中答案で、上記採点項目をクリアし、最高評価となるA評価を得られるものはありませんでした。

 その答案を講義で使用し、受講生に伝えるには基準に満たず不適切であると考え、(その後の使用許諾申請にすら致らず)、そもそも用いなかったというのが実情です。

 受講生目線で考えた結果、選抜に厳しくなってしまったことがあります。

 上記旨をご容赦頂ければ幸いです。

 

3.講座の目的 市販講座や他者添削を受ける際に留意願いたいこと

 従来、参考書や予備校では司法試験や予備試験、指導しているトップ校含む法科大学院でさえ合格・入学していない方、公務員試験担当の方が、片手間で教えることが通例でした。

 就活や公務員に提出するステートメント(いわゆるエントリーシート)と、法科大学院に提出するステートメントとでは、そもそもそれを課す趣旨・背景や、課題内容が異なりますし、そもそも採点項目等も異なります。(法科大学院の採点項目については、法科大学院の公開しているもの、又は私の講義内容参照)。

 

◆以下、市販の講座や参考書を用いてステートメント対策をする場合の注意点◆

 また、参考書含め一般のステートメント対策講座・小論文講座は15年以上前から講義・内容等が更新されていません(特に参考書)。酷いものであれば、未だに「適性試験日弁連大学入試センター)スコア提出要」と堂々と記載されているものもあります。

 市販の参考書は発売日があまりにも古い、そのことを把握頂ければと思います。

 また小論文についても同様です。小論文については、以下リンクに記載した法科大学院のものであれば、最新の入試問題や公式の答案例・解説もあり、受験生に非常に有益かと思います。市販の参考書を買うよりも、法科大学院公式の過去問を用いた方が、採点基準も明確ですし、私はこれをお薦めします。

 

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◆予備校添削・大学就職課指導添削・OB等添削の注意点◆

 実際に昨年度、予備校添削または学内の実務家の添削を受けた上でステートメントを提出し、(筆記試験は合格点なのに)総合点で不合格となった方のステートメントを、相談されたことにより複数拝見しました。

 たしかに、日本語については詳しくチェックされていました。

 しかし日本語と文章力のみを添削したことが強く窺われる結果となりました。

 なぜならば、「出題者の問いに答えられていない」からです

 

 添削者がステートメントをA評価と誤評価してしまい、受験生に出願させた結果、筆記試験で数点リードしても、総合点で落ちるということもありました(東大ロー合格者分析参照)

 これは、添削者含め、法科大学院入試を片手間で対応してきたことに基づく、業界の弊害であると考えます。

 そのため、添削は個人的には不要(自分自身で数日空けて何度も読む・問いを正確に把握できていれば、きちんと回答できているか自分で確認するのでクリアできる)であると考えますが、

添削を受けるのであれば、添削者の質が重要です。

 

 私は、添削をせっかく受けたにもかかわらず、採点者側の不知を原因とする、上記のような方を増やしたくないという想いがあります
(だからこそこの講座を出し、予備校業界に一石を投じたというのもあります)

 

 あなたを守るためにも、

 添削者が問いを正確に把握し、そのうえで何が問われているかを正確に把握しているか

 日本語だけの添削になっていないか

 そこを必ずチェックしてください。

 それができない場合でも、自身で必ずチェックして、問いに答えたステートメントとなっているか、ご自身で添削をしてください。

 

 繰り返しですが、上記不合格者数名と同じ想いをして欲しくありません

 だからこそ、

・問いに答えているかチェックする、

・添削者の質と知識をチェックする(片手間のアルバイトではないか・就業経験の有無など)、

・添削者と意見交換をする(出来ればそのコメントをした理由などを確認する)

 これだけはお願いしたいと思います。

 

◆今年はゼミをやらないのか◆

 以前お伝えしたとおり、現在非常に多忙なため、

 今回は慶應・出願の早まった早稲田の対策に、昨年度のゼミのように広く皆さんに指導することは難しい状況となりました。

 (ただ、それ以外についてはなるべくゼミ等対応できるように調整する予定です)

 

 このような状況を勘案し、BEXAで講座を発売し、少しでも困っている皆さんの支援をしたいと考えたのが、講座販売のきっかけです。

 

◆作成にあたっての注意点◆

 慶應ローの願書に

「この報告書は,あなた自身に関することを,あなた自身で考え,自ら記入しなくてはなりません。」との記載内容を受けた上で、

 各自の署名が求められています。

 

 ①自身に関することを、②自分自身で考え、自ら記入する機会は、

法科大学院入試が最後の機会であるように思えます。

 

 一見面倒に見えますが、これは自分の人生を振り返り、表現する、最終でかつ素晴らしい機会です。

 

 なお上記規定を受けて皆さんが出願書に署名することからわかるとおり、

 他人が作成代行するは当然ですが禁じられています

 これは将来の後進の指導者に伝えさせていただきます

 

 ❶自身に関すること(又は関しないこと)を、❷他人が考える、又は他人が記入する(又は他人に関することを自身が記載する)、

 上記①②に反しますのでダメです。

 

 慶應側も伝えているとおり、作成にあたっては必ず

①ご自身に関することを、

②自身で考え、振り返り、

そのうえで出願書は自ら記入(または作成)しましょう

 

◆補足(解答のヒント)◆

質問箱に投稿された関連回答を載せておきます

リンク先は気軽にどうぞ

なお講座販売後は最初記載のとおり、回答はBEXA経由のみとなります。ご容赦ください

 

 

【最後に受験生フォロー:慶應ロー入試ステメンに関する、寄せられた有益な質問の回答(抜粋)】

3点質問させてください。慶應ローのステメンは手書きですか。また、文字数・・・・

 

質問箱:4点質問させて頂きます。①慶応ローのステメンは、将来ビジョンを・・・

 

質問箱:今年早期卒業枠で慶應ロー入試を受けるのですが、PSで2年生までにやったことで特別書けそうなものもなく・・・

質問箱:早稲田ロー特別選抜のステメン課題において、「法曹コースにおいてどのように学修を進め、どのような知見の修得に努めた・・・

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